共焦点レーザー顕微鏡利用内規
はじめに
本装置は多数の教員、学生が共同利用するものであり、現在および将来に及ぶその円滑な利用は、研究・教育上極めて重要である。本装置を使用する者は、等しくその「共用性」を認識し、利用者全体が十分に活用できるよう、互いに規則を守り、協力し合う必要がある。
この様な趣旨に基づき、以下の利用内規を定める。
操作資格
本装置の操作は、保守・管理を行っている教職員(研究設備共用センター・塙、以下保守管理者と略す)、および、保守管理者と同程度以上の技術を身につけ、かつ責任を持った利用が可能であると認められた者に限り行うことが出来ることとする。
利用時間
装置の利用は原則として、センター利用時間内(月~金曜日の9:00-17:00)とし、土、日曜日、祝日および夜間の使用は行わないこととする。ただし、やむを得ない理由のある場合、例外として時間外利用を保守管理者が認めることがある。この場合、担当の保守管理者が、不測の事態に即応できる態勢を取っていることを条件とする。無断の時間外使用は禁止する。
利用の予約
本装置の利用を希望するものは大学連携研究設備ネットワークのホームページから予約申し込みを行うこと。予約申し込みの方法は大学連携研究設備ネットワークを利用した予約申し込み方法を参照のこと。また、遠隔操作を行う場合は、事前にセンター職員へ連絡し打合せを行うこと。
保守・管理
本装置の定期的な調整、修理などは保守管理者が行うが、円滑、確実かつ能率的な保守・管理が行えるよう、各利用者は次のような協力をする。
- 利用の際は、備え付けの使用簿に利用者名、所属研究室、利用開始および終了時刻などの必要事項を必ず記入する。
- 油浸対物レンズを使用した場合は、クリーニング液で洗浄をする。その際、レンズを傷つけないよう必ず、一方向から行う。
- 観察データは、ネットワーク経由で持ち出した後、各自が削除してハードディスク容量の負担を軽減するようにする。
- 装置の異常に気付いた時は、直ちに保守管理者に連絡し、使用簿にメモを記しておく。
- 観察に必要な消耗品が残り少なくなったら、保守管理者に早めに連絡をする。
- 観察終了後は測定室内の清掃、物品の整理整頓を自発的に行う。
講習会
新たに本装置を利用したい希望者には、適当な時期に講習会を企画し、実施することとする。