粉末X線回折装置(水戸)利用内規
はじめに
本装置は全学の教員、学生が共同利用するシステムであり、円滑な利用は、研究教育上重要である。本装置を使用する者は、その共用性を認識し、利用者全体が十分に活用できるよう、規則を守り、協力しあうこと。全自動水平型多目的X線回折装置SmartLab(3kW Cu封入管式、多目的試料高温アタッチメント、薄膜試料用アタッチメント、10試料自動交換ユニット、XRD-DSC同時測定アタッチメント、X線小角散乱アタッチメント、ガンドルフィ測定アタッチメント、2D-SAXS/WAXSユニット(透過/反射/反射Aperture))があります。
操作資格
本装置の操作は、保守管理を行っている教職員(研究設備共用センター・大堀、以下保守管理者と略す)、およびそれと同等以上の測定技術を持つ本学の利用登録教員から実地指導を受けて、十分な測定技術を身につけ、責任を持った利用が可能であると認められた者(以下測定許可者と略す)に限り操作することが出来る。予約の際、使用するアタッチメントや光学系を知らせて頂き、アタッチメントの交換は当面の間、センター職員(大堀)が行う。
利用時間
本装置は測定許可者の操作による終夜運転の場合があり、センター利用時間外での運転の可能性がある。不測の事態に対処できるよう保守管理者(大堀)と十分に連絡をとりながら運転すること。このため、測定使用者はセンター職員(大堀)と密に連絡を取れるものに限定する。
利用の予約
本装置の利用を希望するものは、必ず、大学連携研究設備ネットワークのホームページから予約申し込みを行うこと。予約申し込みの方法は大学連携研究設備ネットワークを利用した予約申し込み方法を参照のこと。
利用の報告
利用後、所定の用紙にすべての事項を記入し、センターに提出のこと。
保守・管理
(1)利用の際は、備え付けの利用ノ-トに利用者名、所属研究室、利用開始および終了時刻、利用目的などの必要事項を必ず記入すること。これをもとに使用料金を徴収します。
(2)ウィルスなどの感染を避けるため、データの持ち出しはCD-R/RWまたはDVD-R/RWで行い、USBメモリーの使用は絶対禁止とする。LANには接続していない。
(3)コンピュータの不具合を避けるため、他のソフトのインストールは禁止する。
(4)測定に必要な消耗品が残り少なくなったら、保守管理者またはセンター職員に連絡すること。
(5)装置の異常に気付いたときは、直ちに保守管理者に連絡すること。
(6)全測定終了後測定室内の清掃、物品の整理整頓を自発的に行うこと。
(7)部品等は所定の位置に戻し、絶対に私物化してはならない。又、私物を放置しない。
(8)実験室内での飲食を固く禁じる。
講習会
新たに本装置を利用したい希望者は、センター職員(大堀)に連絡をする。日程調整後、個別に講習会を実施し、利用できることとする。